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              天湘国際特許事務所

   知的財産解説



知的財産部門考

初心者

明細書仕様
<知的財産概説>
          特許・知的財産の効用

  1 紛争抑止効果  2 紛争有利化効果   3 広告宣伝,信用拡大効果
  4 利益増大効果   5 独占効果         6 開発促進効果

1 特許・知的財産への問題意識

 * 特許・知的財産への問題意識がないと、社会の劇的変化に対応できない

 ・世界共通高度情報化社会  ・巨大消費(物質、エネルギ)  ・相対的に狭くなった地球
 ・一国経済から世界経済へ   ・規制経済から自由競争へ、新経済体制

  これまで、技術者・企業経営者は、「知的財産」に対して、つきあい程度の接し方で許されていたのがほとんどであったでしょう。しかしながら、経済構造は激変しており、企業を取り巻く環境からして、今後はそのような対応は許されなくなります。

 * 特許・知的財産は製造業・全ての企業の命綱
  ・特許・知的財産は武器であるという意識変革
  ・自由競争では独占は悪、しかし独占は競争勝利への道、特許・知的財産は合法的独占ができる
  ・特許・知的財産がないのは技術力,創造力がないのと同じ
  ・特許・知的財産があれば天下御免、特許・知的財産を侵せば命取り

 *知的財産は全ての企業の命綱・ビジネス特許は業界・業態を問わない
  ・企業は知的創造力により成立
  ・価値ある知的創造はすべて独占の対象となり得る


  規制・系列・一家のきづなが緩み、自力だけが頼りの時代の到来

 *規制

    ・規制は諸刃の剣
    ・規制があれば自衛不要、規制のおかげで競争相手が現われないので
    ・規制がなくなったらどうなるか考えてみる
    ・時代に合わなかったり経済を鈍化させるような規制は不必要

 *系列,一家(〇〇系・△△系・××一家・◎◎一家)

    ・系列,一家の長による保護と支配の後退
    ・系列,一家に入っていれば自衛は手抜きできるが、これからは?
    ・系列,一家の功罪は下記
      ・安定受注・安定価格・助け合い・品質安定・標準化の容易性
      ・慢心弛緩・内向性・非能率の看過・もたれあいなれ合い
    ・系列,一家がなくなったら、なくならないまでも絆は緩む

 *自衛の武器

    ・資本力             →金の力
    ・組織力・技術力・創造力・知的財産→人の力

2 特許・知的財産に対する正しい知識は管理者の必修科目

  ・特許・知的財産無しですごせた理由は前記
  ・これからは無しではいられない、正しい知識を持とう

 −1 そもそも知的財産とは

  ・知的創造は人間だけの能力
  ・知的創造物(発明考案・著作・意匠・商標・プログラム・回路配置・種苗の名称・タイプフェース・肖像権・〜)
  ・模倣は悪

 −2 特許・知的財産制度の原理

  ・発明考案を公的に接収する制度
  ・有用な発明を公開して代償に権利を得られる制度
  ・研究開発に他人の特許・知的財産を利用するのはむしろ奨励されている
  ・権利主張の手続(出願)が必須
  ・権利内容は広くも狭くも主張次第、狭く主張すれば小さい権利

 −3 国際化の波は特許・知的財産制度でも顕著

  ・特許・知的財産ビッグバンで特許・知的財産制度はお先に国際化を進行
  ・残るはプロパテントとしての特許・知的財産

3 発明の促進と発掘−−生まれている発明を伸ばす

  ・否定的態度から発明は生まれない
  ・大発明も小さな一歩から

 −1 技術者・担当者が苦労していればそこに発明が存在

  ・苦労を解消する手段は発明
   ・必要は発明の母

 −2 問題が出れば発明が生まれる→減点主義から発明は生まれない

  ・問題が発生したら、責任を問う前に解決手段を考える

 −3 発明の価値は経済的価値でみるのが本筋

 *発明の価値
  ・性能、安全、コスト

 *経済的価値
  ・生産性、コストダウン、商品力、軽量化


4 特許・知的財産出願の意味

 −1 特許・知的財産出願は権利主張−−当然の権利ではない

  ・発明は当然に保護してもらえる、との誤解
  ・国を親と思ったら間違い

 −2 特許・知的財産出願書類(明細書)は契約書

  ・大衆が理解できないような説明は理解されない、権利にならない
  ・言わなくても理解してもらえる、との誤解
  ・契約は約束を文章化したもの、特許・知的財産明細書は、国に対してしてほしい約束を文章化したもの
  ・約束可能なものに対して特許・知的財産庁は権利を与える、国が得をするような約束をすれば逆に自分は損をする

<特許・知的財産および知的財産権の取扱いと権利取得>

 1 特許・知的財産権、知的財産権を取得することの必要性

  −1 攻撃的に使う知的財産権
  −2 防御に使う知的財産権

 2 特許・知的財産情報の活用

  −1 情報の正確な理解(公報、明細書の読み方など)
  −2 特許・知的財産情報の大衆化、所在、資料、データベース等

 3 特許・知的財産出願戦略等

  −1 戦略的な特許・知的財産権、知的財産権とは
  −2 出願計画、効果的な特許・知的財産出願

 4 発明のまとめ方

  −1 技術思想としての発明
  −2 権利主張の源となる明細書
  −3 技術者と日本語、法律

 5 発明創作活動を昂揚させる組織

  −1 知的財産のための全社的にクリアなシステム
  −2 分野毎の情報管理
  −3 創造的社員の育成、創作を生かす総意、発明発掘制度

<組織的特許・知的財産権戦略>

 1 発明創作活動を昂揚させる組織

  −1 知的財産のための全社的にクリアなシステム
  −2 分野毎の情報管理
  −3 創造的社員の育成、創作を生かす総意、発明発掘制度

 2 企業全体から見た開発の展望

  −1 企業の技術ポテンシャルの把握
  −2 独創的技術の確立
  −3 差別化技術の確立

 3 発明手法の採用

  −1 KJ法、NM法等の発想法
  −2 TRIZ


<知 的 財 産 権 と は>

1.知的財産の価値の増大

   物作り文化が成熟し、画一的な製品が飽きられ、個性的,機能的な製品が好まれるようになってきており、物文化から人文化へ世界が流動しているように見えます。物文化の時代でも新しいものを作り出すという人の創造活動は重要であったわけですが、物からソフトへの時代を迎え、いっそう重要性を増すこととなりました。

 さらに、個の時代を迎え、個人の権利主張の高まりがあり、知的財産を軽視することは許されず、対応に失敗すると致命的な損害を受けることもあり得ます。

2.知的財産権として保護すべき対象の広がり

 @ 古典的な知的財産権  音楽文芸の著作物,物に関する発明考案,物の形状に関する意匠,商品の標識である商標,営業の名称である商号

 A 先端技術の高度化による新しい創作物の出現、新しい利用形態の出現  ビジネス特許、バイオテクノロジー(微生物,細胞),半導体および回路配置利用権,コンピュータソフト,コンピュータ創作物,サービスマーク,タイプフェース,著作隣接行為(実演,放送,レコード製作など),ニュー著作物(プログラム.データベース,キャラクタ,ニューメディア),半導体および回路配置利用権,トレードシークレット,ドメインネーム〜…>
 次々と新しい知的財産の対象が生れており、法律が後追いしている状況にある。

3.トレードシークレット(営業秘密)

 @ トレードシークレットとは
 有用な技術上の情報(設計図,製品仕様,実験データ,研究レポート等)や営業上の情報(顧客名簿,販売マニュアル.営業戦略等)であり、不正競争防止法の改正により保護の強化が図られた。

 A 保護の要件

  イ 秘密として管理されていること
     単なるマル秘指定などではなく、秘密として現実に管理されていること
  ロ 有用であること
     現実に役立つことが客観的に認められること、単に本人が役立つと思っているだけでは駄目、反社会的なものも不可
  ハ 公然と知られていないこと(秘密であること)
     関わりのない他人が同じことを公知にした場合も含む、他の企業が同じことを知っていても秘密にしているかぎり秘密といえる 文章

 




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